徳島 鍼灸・不妊・美容の専門治療院|はり灸・整体・トレーニング Sora

お知らせNEWS

2019.06.11 子宮内細菌叢・子宮内フローラ検査について

最近、全国のクリニックで増えている 子宮内細菌叢・子宮内フローラ検査について論文が多数出てきておりますのでご紹介致します。

ただ、残念ながら徳島県ではまだ、子宮内フローラ検査をできる施設は、私は把握しておりません。
当院では統合医療生殖学会を通して神戸の「英ウイメンズクリニック」をご紹介させていただいております。
反復着床不全や着床障害でお悩みの方は、こういった検査も検討されてみるのも良いかと思いますよ。

☆子宮内細菌叢・子宮内フローラ検査について☆

【子宮内細菌叢・子宮内フローラって?】 

健康な女性の生殖器には、ラクトバチルス属と呼ばれる菌が多く生息しています。

いわゆる善玉菌といわれるものです。

この菌群が様々な理由で減少すると、カンジダ腟炎や細菌性腟炎等を発症させると考えられています。

次世代シーケンサー(NGS)という最先端の遺伝子解析技術を利用することにより、子宮内のフローラ(細菌叢)のバランスを網羅的に解析することが可能です。

人間の体重の1-3%は細菌と言われています。人間はたくさんの細菌と共存して、健康を保っています。

最近は、腸内フローラ、皮膚フローラについてTV番組でよく取り上げられています。腸内フローラが乱れると、便秘や下痢だけでなく生活習慣病や老化などにも関係すると言われています。肌フローラが乱れると、肌荒れや吹き出物などを引き起こすと言われています。今回は、子宮内膜にいる細菌が、生殖に大きな影響を与えているかも知れないという論文です。

以下、論文紹介

「子宮内膜の細菌環境が不妊治療に及ぼす影響について」

女性の生殖器における細菌の役割で、よく知られているのが膣の自浄作用です。

健康な膣内にはラクトバチルスという常在菌がおり、女性ホルモンの働きで作られるグリコーゲンを発酵させて乳酸を作り、これにより膣内を酸性に保ちます。

このことが、大腸菌などの病原菌の繁殖を防ぎ、膣内を清潔に保っています。膣の細菌環境の乱れは、流早産などの産科合併症と関係があるとされています。

現在、子宮内膜の細菌についてはあまりよくわかっていません。

この論文では、従来の細菌培養とは異なり、次世代シークエンサーという遺伝子を調べる機械で、子宮内膜から採取した組織にいる細菌のDNAを調べ、子宮内膜にどのような細菌環境があるかを調べました。

論文で調べているのは以下の3点です。

①子宮内膜と膣の細菌環境の違い

②子宮内膜の細菌環境が性ホルモンの制御を受けているか

③子宮内膜の細菌環境が及ぼす生殖医療 体外受精への影響

論文の研究方法と結果です。

①13人の妊娠歴のある女性から黄体ホルモン投与後2日目着床期前と7日目着床期後の細菌を調べた結果、膣と子宮内膜の細菌環境はラクトバチリス優位であることは共通ですが、その割合や他の細菌の種類などは差異があり、異なる細菌環境でした。

LD群 : ラクトバチリス優位な子宮内膜(ラクトバチリスが90パーセント以上、lactobacillus dominant microbitoa)

非LD群 : ラクトバチリスが優位ではない子宮内膜(90パーセント未満である)

に分類しました。

②22人の妊娠歴のある女性から44のサンプルをとり調べました。黄体ホルモン投与後2日目着床期前と7日目着床期後の細菌を調べました。

結果、両者に有意差はなく、子宮内膜の細菌環境は性ホルモンによる制御は受けていないという結果でした。

③体外受精中のERA検査子宮内膜受容能検査で受容能ありとされた女性35人から41サンプルを調べました。

非LD群では体外受精における着床率、妊娠率、妊娠継続率、生児獲得率が有意に低くなりました。

LD群 vs 非LD群

着床率 60.7vs23.1%
妊娠率 70.6vs33.3%
妊娠継続率 58.8%vs13.3%
生児獲得率 58.8%vs6.7%

論文では、子宮内膜にも膣と同様の自浄作用あるのではと、子宮内膜の酸性度を測定しましたが、LD群と非LD群では差がなく、非LDの細菌が起こす炎症が病因ではないかと筆者らは推測しています。

以上より、今回の研究では、子宮内膜の細菌環境が不妊原因及び着床の阻害因子である可能性の一つであることを示唆しています。

論文の内容をそのまま掲載したのでわかりにくかったかもしれませんが、詳しい解説をご希望の方は、当院では、無料妊活カウンセリングを行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。

妊活中の方は、まずは無料カウンセリングにお越しください。
現在の治療状況により、治療の方向性で悩んでいる方、何から始めたらいいのかわからない方、鍼灸が妊活によい理由などなんでもご相談ください。

TEL 088-678-9623

2019.04.26 ゴールデンウイークの診療時間について

いよいよ平成も残り少しとなってきました。
令和元年も当院をよろしくお願いいたします。

さて、ゴールデンウィークの診療時間のお知らせです。
4月29日
5月4日
5月6日
のみ通常診療いたします。

5月4日14時〜のヨガも通常通り行います。

混み合うことが予想されますのでお早めにご予約お願いいたします。

2019.04.22 トレニーングスタジオSoraオープン!4月28日(日)ヨガイベント開催します

⭐︎4月28日(日)⭐︎
【ヨガイベント開催】
この度、4月1日にスタジオSora としてスタジオレッスンを充実することとなりました^_^

4月のレッスン予定表
【通常レッスン参加費】
初回体験500円
1回1500円
回数券
(10回)10000円
定額コース月額5000円
*税別表記

ヨガだけでなく、ダヴィンチボード、シニア向けレッスン、バランスボールなどレッスン種類も増えました‼️

効率的・効果的に健康になれるように、AGES測定器による糖化・老化物質の測定、水素吸入などのオプションもあり、健康、アンチエイジング、ダイエットにもお役に立てると思います。

つきましては、4月28日日曜に特別無料体験会を開催いたします‼️

完全予約制ではありませんが定員に限りがあるため、参加ご希望の方はご予約をお願いいたします。
以下の申し込みフォームからご予約可能です。
https://forms.gle/Qvca1QDC8THSLRnB6

体験会では、時間別に様々なレッスンを予定しています。お一人様1レッスンのみとなりますが、当日AGES測定器にて糖化・老化物質も無料測定できますので、この機会に是非健康チェックしてみてください^_^

→画像をクリックして拡大できます

皆さまお待ちしております‼️

ご予約お問い合わせは
TEL 088-678-9623
LINE @gsj3961o

2019.04.20 自律神経の不調と考えられる症状の鍼治療

少しずつ暖かい季節になってきましたね!
この季節の変わり目に不調を訴えて来院される方が多くなってきました。

「季節の変わり目に体調が悪くなる」「天気が崩れる前に頭痛がする」ってよく聞きませんか?

なぜ季節や天候が変わると体調を崩すのでしょうか?

春は寒暖差や、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる気圧変動が大きい季節です。
寒暖差に対応するため自律神経の一つである交感神経優位が続くと、疲れやだるさを感じやすくなります。
自律神経には、活動時に働く交感神経とリラックス時に働く副交感神経があり、2つがバランスをとりながら、心臓や腸、胃、血管などの臓器の働きをコントロールしています。

以下のような症状が見られたとき、自律神経の不調かもしれません!
自分に当てはまるか見てみてください。

全身の症状
だるさ
倦怠感
寝つきが悪い、朝起きれない
食欲不振
ふらつきがある

身体の各部の症状
めまい、頭痛、立ちくらみ
耳鳴り
目の疲れ
手足のしびれ、手足の冷え
息切れ、動悸・筋肉痛、肩こり、腰痛
じんましん、かゆみ、汗をかきやすい
便秘、下痢
慢性胃炎、腹部膨満感、吐き気
頻尿、残尿感
月経前の不調、月経痛

精神的な症状
イライラする
やる気が起きない
気持ちが沈む
集中力の低下、記憶力の低下
不安な気持ちになる
緊張しやすい
産後のうつ

「自律神経の不調に鍼治療」でできることがあります。
当院では、主にYNSAという頭鍼治療とスーパーライザーという医療機器を用いて脳血流の改善、リラックス効果を促し自律神経の乱れを改善する方法をとっています。

お困りの方はご相談くださいね!

2019.03.28 4月20日(土)妊活セミナー開催のお知らせ

この度、神戸より不妊治療のカウンセラー中元宗宏先生をお招きして妊活中の方を対象にセミナーを開催いたします。当院には、病院での治療内容に疑問を感じたり、ネットでの多くの情報に何を信じたら良いのか分からなくなっておられる方が多く相談に来られます。
セミナーでは、体外受精や最新の不妊治療のお話だけでなく、妊娠しやすいカラダ作りについてもご講演いただけます。
また、この機会に人数限定ではありますが、中本先生に個別カウンセリングも行っていただけますので、ご希望の方はお早めにご予約をお願いいたします。
少しでも多くの方に不妊治療に対する正しい知識をお伝えできれば幸いと存じます。

→画像をクリックすると拡大されます

→ web申し込みフォーム

セミナーの参加のご予約は電話もしくはLINEからお願いいたします。
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