2023.05.21 身体に合った安全な運動・トレーニングとは
はり灸・整体・トレーニングSora 理学療法士の近藤敏朗です。
今月、セミパーソナルジムの体験会を開催して多くの方がお越しくださっています。
本当にありがたいことです。
当店では、身体の筋肉量を「超音波エコー検査」で測ったり、身体の老化物質を測定する「AGEsセンサー」を用いて、トレーニングに来られた方のお身体の状態を評価し、適切な運動指導を行えるように理学療法士が考えています。
そのため、関節が痛い方、筋力が低下した方、運動不足のお客様でも安全に運動を行っていただけるよう最大限配慮しております。
ただ、体験会にお越しいただけるお客様の中には他のパーソナルジムで過度の負荷を与えられて痛みを起こしたり、理学療法士としては考えられないような強負荷の運動を指導されていたという事例をよく耳にします。
そんなとき、先日、毎日新聞の記事を目にしました。
(以下、毎日新聞の記事を抜粋)
トレーナーから1対1で運動や食事の指導を受ける「パーソナルトレーニング」による骨折や健康被害が多発しているとして、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は19日、調査を始めたと発表した。報告されている事故を分析し、再発防止策をまとめる。
パーソナルトレーニングは、トレーナーが利用者のライフスタイルに合わせた指導をする新しいサービスで、運動不足解消やダイエットなどを目的にする人が多い。一方で、トレーナーは法的な資格保有の義務はなく、サービスの質もトレーナーの資質に委ねられている。
国民生活センターによると、2017年度以降の約5年間で、パーソナルトレーニングによるけがや病気の相談が105件あり、そのうち女性が9割だった。ある30代女性は重量のあるバーベルを持ち上げ、徐々にウエートを重くするトレーニングで腰椎(ようつい)を骨折。また、糖質ばかりの食事をとるよう不適切な食事指導もされていた。
運動・トレーニングは、強い負荷を与えて頑張らせる精神論的なものではありません。
当店では、年齢や筋肉量に応じて負荷を調整してます。
年齢とともに骨・軟骨や椎間板は摩耗して弱っていきます。
そのことを考えずに筋肉だけに執着した負荷の強いバーベルスクワットなどをすると腰椎の骨折など椎間板を傷めたりすることになります。
当店では筋肉のことだけを考えたウエイトトレーニングは致しておりません。
年齢によっては骨格などの傷めては取り返しのつかないことになるからです。
運動・トレーニングとは一人一人の身体の筋力、痛み、障害などに合わせて科学的に行うものです。
我々、理学療法士はリハビリの専門家ですから、健康な方からあらゆる疾患のある方でも安全に運動・トレーニングできるように専門教育を受けた国家資格保有者です。
運動はしたいけど不安のある方は、まずは体験会にお越し下さればと思います。
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