2023.07.09 痩せ体質スイッチをオンにする朝食について
「朝食を抜いて摂取カロリーを減らしたい…」
「朝は忙しいので適当なものですましてしまう…」
こんな風に考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
結論から言うと、
朝ごはんを抜くのは痩せるため健康のためにもよくありません。
そこで今回は朝ごはんのメリットとポイントをご紹介します。
朝ご飯を食べるメリット
◎脳も身体も活発になる
人は寝ている間にもエネルギーを使います。そのため、目が覚めた後に朝ご飯を食べてエネルギーを補給しなければ、脳も身体も朝から働きません。車にガソリンを入れるように、エネルギーをチャージしましょう。
◎体内リズムを整える
朝ご飯を食べると、1日のスタートを身体に知らせることができ、体内リズムのズレを修正することができます。この体内リズムの調整が、心身ともに健康に1日を過ごすカギになります。
◎体温が上がり代謝がアップする
食事をとることで体温が上がり、カロリー消費量が増えることを食事誘発性熱生産(DIT)と言います。DITは夕方より朝の方が上がりやすいとされています。代謝が上がれば痩せやすい身体になります。
◎集中力と仕事の効率アップ
集中力は脳の唯一の栄養であるブドウ糖によって上がります。
白ご飯やパンなどブドウ糖を摂取できる炭水化物を食べることで、午前中に集中して仕事をすることができるので作業の効率は格段に良くなります。
◎便秘にも効果あり
朝から食事をして胃が活動することによって、腸が刺激されて排便されやすくなります。それを習慣づけていくことで、便秘が改善されていきます。
自分の食べるべき適量を把握するポイント
【炭水化物】
・ごはん→両手におさまる茶碗1杯分
・食パン→1枚程度
・麺類→両手にのる量
いずれかを朝昼夕の一食分で摂ります。
【たんぱく質】
・魚の切り身→両手一杯
・サバなど脂肪の多い魚→手のひらの大きさ
・薄切り肉→片手に3~4枚
・鶏肉・厚切り肉→手のひらの大きさ
いずれかを朝昼夕の一食分で摂ります。
プラス朝昼夕のいずれかで、卵1個と豆腐または納豆などの
植物性のタンパク質を摂ることで筋肉合成の効果がアップします。
【野菜類】
野菜、きのこ、海藻類→両手一杯分を一食分とします。
うち1/3の量は緑黄色野菜にしましょう。
【果物】
1日の目安は、両手人差し指と親指でつくった三角の中に収まる量です。
例えば、りんごなら半分、みかんなら小2個程度です。
果糖は太りやすいので量にはご注意を。
朝食を抜くことで、胃が長時間空腹状態になるため、体が飢餓状態になり、
1回の食事量が増えたり、早食いになったりする傾向が高まります。
その結果、脂肪を蓄えやすくなり、肥満の原因になります。
1日3食リズムよく食べることで、
便秘や肥満の予防になります。
ぜひ朝ご飯を食べる習慣をつけてみてください。
次回は、適切な糖質制限ダイエットとカロリー制限ダイエットについてブログに書かせていただきますね。
当院にお越しの皆様でも、「糖質制限」や「カロリー制限」をしているのに体重がなかなか落ちない方が非常に多いです。その理由はたくさん考えられますので次回詳しく書かせていただきます。
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