徳島 鍼灸・不妊・美容の専門治療院|はり灸・整体・トレーニング Sora

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2023.09.08 残暑を乗り切るお灸の力!!

 

徳島県板野郡北島町 鍼灸治療院

はり灸|整体・トレーニングSoraの中原です。

残暑が厳しい季節になると、体調を崩しやすいと感じる方も多いことでしょう。そこで、今回はお灸を活用して残暑を乗り切る方法についてご紹介します。お灸を含む様々なアプローチを組み合わせて、心地よく季節を楽しんでみましょう。

白と青の曇り空


目次

  1. なぜ残暑にお灸?
  2. お灸の選び方
  3. お灸の注意事項
  4. 4つのセルフケアで残暑対策
  5. まとめ


◆なぜ残暑にお灸?

残暑が厳しい季節は、体温調整の面などで自律神経の乱れが生じやすくなっており、それが睡眠不足や食欲不振につながり体調不良を引き起こします。

このような残暑の時に何故お灸が効果的なのか説明して参ります。

 

1. 自律神経を整える耳灸

 

当院の治療で良く使用している温灸器は耳元に置くことで全身の血流が促進され、さらにリラックス効果があるので自律神経の乱れによる不調にはとても最適な治療方法になります。

耳元には全身のツボがあり毛細血管も多い場所になるので、温めてあげる事で手足末端まで血液を運び自律神経の乱れを整えてくれます。

 

2. 自宅でできるお灸のツボ

~湧泉~

夏バテにより身体がダルく疲れやすい、元気がでない時に使用するツボです。

足裏の土踏まずからやや指よりで、指を曲げた時にできる窪みにとります。

 

~三陰交~

冷房による冷え症で、足のむくみ、生理不順などの時に使用するツボです。

内くるぶしの頂点から親指除く指4本分上の高さで、骨の後方にとります。

 

~足三里~

このツボは消化器系に働きかけ、夏バテによる食欲不振などの改善に使用するツボです。

膝下の外側から親指を除く指4本分下にとります。

 

これらは比較的有名なツボなので検索すると詳しい位置や、取り方が掲載されていますので、ぜひセルフケアお灸で使用してみて下さい!!

 



◆お灸の選び方

では実際にお灸を使って対策する上で、どのようなお灸を使用すれば良いのか参考にしてみて下さい。

 

1.邵氏温灸器(しょうしおんきゅうき)

邵氏温灸器(しょうしおんきゅうき)

こちらは普段の体調管理にも使用でき、特徴としては一人ででき、イヤな匂いがなく、熱くなく、跡がつかないので、初めてお灸をする方やお灸の匂いが気になる方にもオススメです。

Soraオンラインストアでもお買い求め出来ます。

 

2. 台座灸

こちらはセルフケアとして良く使用される、台座の上にもぐさが乗っていてるタイプのお灸です。

台座灸は種類により熱さを調整したり、アロマ灸といった良い匂いのするものなどがあり、シーンに合わせて使用できるのがポイントです。

さらにピンポイントに置けるので症状に合わせてツボを選定してあげる事でより効果を実感できると思います。詳しいツボについては当院でいつでも質問してみて下さい!!



◆お灸の注意事項

お灸をセルフケアとして使用する際の注意事項をまとめたので、使用前にチェックして下さい。

1. 使用してはダメな部位

お灸は顔面部や粘膜、その他外傷部位などには使用する事ができません。

使用前に一度、鍼灸師にご相談下さい。

 

2. 使用してはダメな人 

糖尿病や血行障害のある方は、使用を避けて下さい。

詳しくは医師に相談するのが良いでしょう!

 

3. 妊娠中のお灸は?

使用する前に医師または鍼灸師に相談し、自己判断での使用は避けましょう!

 

4. ヤケドの心配は無いの?

皮膚の弱い方や、血行障害のある方はヤケドになりやすいので注意しましょう。

同じ箇所に何度も使用するとヤケドになりやすので熱を感じたら他の部位でお灸をしましょう。

ヤケドの心配がある方は、温灸器などを使用するか、熱のかなり弱いタイプのお灸を使用するのがオススメです。

 

5. 使用後は適切に処理

お灸は火気を使用するので、使用後も火種が消える事をきちんと確認して処理しましょう。

不安の残る方は、使用後のお灸を一度水で濡らしてから処理して下さい。

 



◆4つのセルフケアで残暑対策

残暑が厳しい夏。体調を整えて、快適に過ごすための方法を4つご紹介します。これらの方法を取り入れることで、残暑を乗り越えて行きましょう!

 

1. 適切な水分補給を心がける

夏の暑さで体内の水分が失われやすくなります。こまめな水分補給は、体温の調節や代謝を支えるために欠かせません。

水だけでなく、スポーツドリンクや果物からも水分を摂るようにしましょう。特に外出時や運動後には、水分補給を忘れずに行うことが大切です。

 

2. 軽やかな食事を心掛ける

暑い季節には、胃腸に負担をかけることなく栄養を摂ることが重要です。

新鮮な野菜や果物、軽めの食事を取り入れることで、消化がスムーズに行われ、体調を整える助けになります。

 

3. 適度な運動で体を動かす

適度な運動は、体温調節や代謝の促進に役立ちます。しかし、暑い季節には無理な運動は避け、体に負担をかけないようにしましょう。

涼しい時間帯や室内での運動を選ぶことで、体力を維持しながら体調を整えることができます。

 

4. 心地よい睡眠を確保する

良質な睡眠は、体の回復と健康維持に欠かせません。寝具や寝室の環境を整え、夜更かしを避けて規則正しい睡眠スケジュールを守ることが重要です。

質の高い睡眠を確保することで、体力や免疫力を保つ手助けになります。

 

暑い夏でも、これらの方法を実践することで、体調を整えて過ごすことが可能です。自分に合った方法を見つけながら、残り少ない夏を楽しんでください。

 


◆まとめ

お灸と言うと、身体を温めるイメージから寒い時期に有効な治療法だと思われがちですが、実際には夏バテなどの自律神経の乱れにとても効果的で、年間を通して使って頂きたいセルフケアアイテムです。

身体の不調と言っても症状は人それぞれ違うと思いますので、セルフケアでお困りの方は一度ご相談下さい。あなたに合ったセルフケアの方法をご提案させて頂きます!!

 

 

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