徳島 鍼灸・不妊・美容の専門治療院|はり灸・整体・トレーニング Sora

お知らせNEWS

2024.12.12 無月経と鍼灸治療:自然なアプローチでホルモンバランスを整える

こんにちは!徳島県板野郡北島町にあるはり灸整体トレーニングSoraの近藤敏朗です。

無月経は、女性の健康に大きな影響を与える症状です。月経が止まる原因はさまざまで、ホルモンバランスの乱れやストレス、過度なダイエット、生活習慣の乱れなどが関与しています。最近では、医療の治療と並行して、鍼灸治療が注目されています。鍼灸は、無月経の改善に役立つ可能性がある自然療法です。本記事では、無月経の原因と、それに対する鍼灸の効果について詳しく解説します。

無月経の原因とは?

無月経は、月経が一定期間以上停止した状態を指します。主に、原発性無月経続発性無月経の2種類に分けられます。

1. 原発性無月経

初潮が一度も起こらない状態です。遺伝的な要因や性器の発育異常が原因となることが多いです。

2. 続発性無月経

以前は正常に月経があったが、何らかの理由で止まってしまった場合です。ストレスやホルモンバランスの乱れ、過度な運動やダイエットが主な原因です。

無月経の治療には、医師の診断と適切な治療が重要ですが、近年では鍼灸治療が補助療法として注目されています。

無月経に対する鍼灸治療の効果

鍼灸は、東洋医学に基づいた治療法で、身体の「気(エネルギー)」や「血(血流)」の循環を整えます。無月経に対する鍼灸治療は、ホルモンバランスや血行を改善することで、月経を取り戻すサポートをすることがあります。

1. ストレスの軽減と自律神経の調整

無月経の原因として、ストレスや過労によるホルモンバランスの乱れがよく見られます。鍼灸は自律神経を調整し、リラックス効果を促進します。これにより、視床下部—下垂体—卵巣軸(HPO軸)が正常に働き、月経を促進する可能性があります。

2. 血流改善と骨盤内の循環促進

鍼灸は、体内の血流を改善し、特に骨盤内の循環を促進します。これにより、子宮や卵巣の働きがサポートされ、月経が正常化する場合があります。

3. ホルモンバランスの調整

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などのホルモン異常が原因で無月経になる場合、鍼灸はホルモンのバランスを整える効果が期待できます。

4. 心身のリラックスと精神的なサポート

精神的な要因が関与している場合、鍼灸は心身のリラックスを促し、精神的な疲れやストレスの軽減に役立ちます。

鍼灸治療の実際

無月経に対する鍼灸治療では、特に以下のツボが使われます:

関元(かんげん):下腹部に位置し、月経を促す効果があるとされます。

三陰交(さんいんこう):足首内側にあるツボで、婦人科系疾患全般に効果があるとされています。

足三里(あしさんり):全身のバランスを整えるツボで、体調全般の改善に役立ちます。

治療は、1回の施術だけでなく、週1回程度のペースで数ヶ月続けることが一般的です。治療内容は、患者さん一人ひとりの症状や体調に合わせて調整されます。

また、当院では不妊治療の鍼灸を受けられる方がとても多く、婦人科疾患にはおすすめの遠赤外線サンビーマーや近赤外線スーパーライザーなどを鍼灸と併用して行っています。

無月経の治療には、医療的なアプローチと自然療法を併用することが大切です。鍼灸は、ストレスや生活習慣が原因で乱れたホルモンバランスを整え、月経を取り戻す手助けをする可能性があります。無月経に悩んでいる方は、一度当院の鍼灸師、不妊カウンセラーにご相談ください。

最新の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

ページトップへ