2020.06.23 自律神経失調症はなぜ女性に多いのでしょうか?
はり灸整体トレーニングSoraの近藤敏朗です。
6月に入ってから、自律神経の不調を訴えてお越しになられる方が増加しているように感じます。
特に、新型コロナウイルス感染症のために、自粛!自粛!でステイホームが続き運動不足だったり、ストレスを感じおられる方が少なくないように
思います。
そこで、今回のブログは自律神経の不調に関する内容について書かせて頂きます。
まず、皆様自律神経について勘違いされていませんか?
自律神経の不調ときくとよく連想されるのが、うつ病だったり精神的な問題だったりを思い浮かべる方が多いように思います。
でも、自律神経って実はそのようなことではないんです。
自律神経って、基本的に内臓の動きを司っている神経なのです。
ただ自律神経ってイライラだったりストレスに起因して、交感神経が緊張することで内臓にまで影響がでてしまうので、自律神経失調症といって身体の不調を訴える方が多くなっている現状はあります。
そして
特に自律神経の不調は女性に多いです!
理由の1つは、女性は首の筋肉が弱いというところにあります。
頭の重さは男女でそれほど違いはありません。そのため、男性に比べて首の筋肉の量が少ない女性は、頭を支えているのが大変で、「首こり」リスクが高くなっています。
特に、首が細くて長く、なで肩の女性は、首に大きな負担がかかって筋肉が硬直して硬くなってくると、自律神経に影響が出て、不定愁訴( 自律神経失調症 )の原因となります。
そういった意味では、筋肉量というのも自律神経には関与していると考えられます。
では、さっそく自律神経失調症の原因について書かせていただきます。
【自律神経失調症の原因】
自律神経は内臓、血管、皮膚などの運動と、ホルモンや消化液等の分泌を支配する神経で、心拍数、体温、血管の収縮・拡張など、生きるために必要な体の調整を行っています。
この自律神経のバランスが崩れて起こる症状が自律神経失調症です。
だるい、疲れやすい、吐き気やめまい、頭痛、便秘・下痢を繰り返すなど、数多くの症状があります。
自律神経失調症の治療例
自律神経失調症の治療において食事は重要です。
鍼による施術で自律神経のバランスを整えながら、栄養のある食事を心がけてください。
神経の働きを正常に保ってくれるのが、豚肉やサバ、イワシなどに含まれているビタミンB群です。しかし日常で強いストレスを感じることが多いと、急激に体内のビタミンB群が消費されていきます。
ビタミンAやEも自律神経をコントロールし、症状を緩和させる効果があります。
他にも、小魚や乳製品に含まれているカルシウムはイライラを鎮め、不眠を解消する効果があります。しっかりと栄養を取り、しっかりと身体を休めるようにしてください。
あと重要な栄養素が、マグネシウムです。マグネシウムは、抗ストレスミネラルとも言われています。前述のカルシウムにしてもマグネシウムと一緒に摂取しないと吸収されませんのでご注意ください。
自律神経失調症に対する施術の中で、特に重要なポイントになるのが、首や胸椎や腰椎の辺りのに対する鍼灸やマッサージです。
交感神経も副交感神経も、脊髄の中にあるため、この辺りを刺激することで、交感神経と副交感神経に影響を与えることができます。
しかも、脊柱の両脇には交感神経が幹のようなものがあり、内臓につながるツボも並んでいるため、ここを刺激することで交感神経と副交感神経のバランスを取り戻すことができます。
また、自律神経失調症に対するこの施術は、更年期障害にも有効です。
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